2022-06-30 mussetの博物館紹介「シャルドンネ人絹」
#ハッケンコウケンサポーターNo_9
小金井キャンパスにある科学博物館(@tuatmuseum)に来たワン!
これは人類初の人工繊維、シャルドンネ人絹だワン。
人絹とはレーヨンのことで、衣服に使われている光沢のある人工繊維のこと。
それまでは繭や毛、綿花など天然の原料を加工して作っていた繊維を、世界で初めて人工的に作られたのがこのシャルドンネ人絹で、繊維産業の発展に繋がったワン。
この偉業を成し遂げたのは、フランスの工学者シャルドンネさん。
蚕の研究を行っていた彼は、蚕が桑の葉を食べて絹を作り出す過程から「繊維を木材から作り出す」という発想を得てセルロースから繊維を作り出すことに成功。
1889年のパリ万国博覧会に出品し、大きな話題を呼んだワン。
その後、シャルドンネさんは大量生産を目指して改良を重ねたワン。
しかし、シャルドンネ人絹に使われている原料に含まれるニトロ基を完全に取り除くことができず、引火性の高い繊維となってしまったワン。
実際、この繊維で作ったドレスが火だるまになるトラブルもあって、広く実用化に至らないまま生産終了に。
それでも、のちの人工繊維の開発や発展において大きな功績となり、現代では様々な種類の人工繊維が開発、生産、実用化されているワン。
現在残されているシャルドンネ人絹は数が少なく、実はとってもレアなんだワン!
みんなの生活に必要不可欠な人工繊維開発の第一歩となったシャルドンネ人絹を見に、科学博物館に来てほしいワン!
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