2022-07-08 育林学実習「枝打ち」
月曜日につづき、農工大の演習林、フィールドミュージアム(FM)草木だワン。
3回にわたって紹介してきた農学部 地域生態システム学科「育林学実習」の集中実習の紹介も今日で最後。
今日の実習はヒノキの「枝打ち」だワン!
枝打ちは、余分な枝や枯れた枝を、切り落とす作業。
成長がよくて幹の形のよいヒノキの枝を落とすことで、無節の良質な木材が収穫できるワン!
まずは、写真1枚目のように、梯子で途中まで木に登り、その後は枝をつかって登っていくワン。
枝がたくさんある林の中は結構暗いんだワン。
学生さんが木に登りながら、「力枝」を探しているワン。
「力枝」とは、樹冠の光が直接あたる一番下の枝。
少し太く見えるそうだワン。
写真2枚目、
力枝を見つけたら、そこから下の枝を、ノコギリできれいに切っていくワン。
力枝より下の枝には、木漏れ日しかあたらないので、生きている枝を落としても成長に大きな影響がでないワン。
写真3枚目も枝打ちの様子。
どんどん枝を落として下がってくると、暗かった林内に太陽光が入り明るくなってくるワン。
作業の効果が実感できて、やる気が出るワン!
写真4枚目でみなさんが見ている赤い機械は「枝打機」。
ヒノキの幹の下に設置して、これから動かすワン!
枝打機はチェーンソーがついた機械で、写真5枚目のように、回転しながら登って枝を切っていってくれるワン。
人のかわりに木に登ってくれる便利なものだけど、山の中を持って歩くには重いのが難点だワン。
3泊4日の集中実習、とっても充実していて勉強になったワン!
やっぱり本物の森林の中で学べることは、すっごくいっぱいあるんだワン!
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