2021-11-29 農学部生物生産学科 天竺桂弘子研究室「昆虫が作る医薬品の種」
先週に続き、農工大 #農学部 #生物生産学科 天竺桂弘子教授の研究室に来たワン!
ここは昆虫たちが飼育されているお部屋。
ちょうちょ、ナナフシ、ショウジョウバエなどなど、いろんな虫さんがいるワン。
写真2枚目、3枚目で、カラタチの葉っぱをむしゃむしゃ食べているのは、ナミアゲハの幼虫。
鮮やかな緑色で、おしゃれだワン。
天竺桂先生たちは、ナミアゲハの幼虫のフンから、すい臓がんの薬のもとを作る研究をしているワン。
昆虫のフンが役に立つなんて、驚きだワン!!
写真4枚目、5枚目、枝によく似た姿の虫は、アマミナナフシの成虫。
日本最大のナナフシで、小さいうちは薔薇の葉っぱを、大きくなるとシラカシの葉っぱを食べるワン。
この子たちのフンは、アルツハイマーの薬のもとになるワン。
写真6枚目は、2号館の真ん中にあるビオトープ。
ここには、天竺桂先生たちが研究で使うジャコウアゲハの幼虫のエサになるウマノスズクサが植えられているワン。
ウマノスズクサは、人が食べるとおなかを壊してしまうような毒があるけど、ジャコウアゲハは、その毒を体に蓄えて、鳥などの外敵から身を守るのに使っているワン。
写真7枚目、ジャコウアゲハの幼虫を見つけたワン!
ジャコウアゲハの幼虫も、医薬品の素を創る研究で活躍しているワン。
農工大でたくさんのウマノスズクサがはえているのはこのビオトープだけなので、育ったジャコウアゲハは、卵を産みに、またここに戻ってくるワン。
虫の研究での大切なポイントの1つが、「飼える」こと。
虫を使った研究には、時間がかかるので、安定して飼育できなければ、いろいろなことを調べられないワン。
写真8枚目の枯葉のところに茶色い虫さんが1頭いるけど、見つけられるかワン?
こちらは、セダカコブヤハズカミキリというカミキリムシで、研究室で飼えるかどうか調べているところだワン。
この子も、飼育できるようになれば、びっくりするような機能が見つかるかもしれないワン。
金曜日には、食用?飼料用の虫さんについて紹介するワン!
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