◎ 多摩5大学シンポジウム「日米におけるTA制度と研修」を開催

 11月29日(木)50周年記念ホールにおいて、東京外国語大学・東京学芸大学・電気通信大学・一橋大学・東京農工大学共催で、多摩5大学シンポジウム「日米におけるTA制度と研修」が開催され、共催校など学外からの参加者を含め、約30人の教職員が出席しました。
 TA(ティーチング・アシスタント)制度は、アメリカで百年以上の歴史がある一方、日本ではまだ始まったばかりで、今後の教育改善のためにも必須となる制度です。
 当日は、本学の小笠原正明教授が司会進行をつとめ、最初に北野秋男氏(日本大学)から日本におけるTA(ティーチング・アシスタント)制度についての説明があり、次に中田康彦氏および福留東土氏(一橋大学)が、一橋大学博士課程の学生に対する教育研修について紹介しました。その後、カリフォルニア大学バークレー校のHoene氏から、アメリカにおけるTAが活用されるようになった背景と研修の実際が説明されました。
 出席者からの反応もよく、今後、多摩5大学でFD(ファカルティ・ディベロップメント)のシンポジウムを開催するためにも良い出発点となりました。
  
司会 小笠原正明教授(大学教育センター専任教員) 
挨拶 笹尾 彰 教育担当副学長
講演 1.「日本におけるティーチング・アシスタント制度」
  北野秋男氏(日本大学)
2.「一橋大学社会学研究科におけるティーチング・フェロー研修」
  中田康彦氏・福留東土氏(一橋大学)
3.「UCBにおけるティーチング・アシスタントの役割と研修」
  Linda von Hoene 氏(UCB)、解説 宇田川拓雄氏(北海道教育大学)
 
 
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