Copper Catalyst
Cu-Catalyzed Asymmetric Arylation of Enone Diesters with Arylboronic Acids
Kunitomo, N.; Kano, T. J. Org. Chem. 2024, 89, 11048.
DOI: 10.1021/acs.joc.4c01045有機合成化学者は分子のデザイナーであり、また数億分の1メートルという極めて小さなものを作る職人でもあります。紙の上に描いた、まだこの世界に存在しない物質の性質を予測し、さまざまな化学反応を利用した分子変換によって組み立てることで、自分だけのまったく新しい物質を手にすることができます。その用途は、これまでにないユニークな性質をもった「機能性材料」、分子レベルでものを組み立てる機械のような「触媒」、さらには薬理活性をもった「医薬品」と多岐にわたります。
有機化合物の合成はおもちゃのブロックの組み立てによく似ています。農薬や医薬品などの生物活性物質の部分構造となるブロックの種類が増えれば、医薬品設計の可能性が大きく拡がります。当研究室では、有機化学的手法を用いて生物学的等価体(医薬品の部分構造)の効率的な合成法を開発して、まったく新しい生物活性物質の合成を目指しています。
炭素原子が4つの異なる置換基をもつと不斉中心となって、右手と左手の関係にある鏡像異性体が2種類できます。硫黄やリン原子も4つの置換基をもつため、それぞれ不斉中心となって鏡像異性体が存在します。当研究室では、その一方の鏡像異性体だけを作る方法(不斉合成法)を開発して、生物活性物質や機能性材料としての応用を研究しています。
触媒というと二酸化マンガンなどの金属触媒が思い浮かびますが、巨大な有機分子である酵素も生体内でさまざまな有機化合物を合成するための触媒として機能します。またアミノ酸のような小分子も触媒となることが明らかとなっています。当研究室では、新しい有機分子触媒を独自に設計して、金属をもちいない環境調和型の反応の開発を目指します。
2023-Present
Cu-Catalyzed Asymmetric Arylation of Enone Diesters with Arylboronic Acids
Kunitomo, N.; Kano, T. J. Org. Chem. 2024, 89, 11048.
DOI: 10.1021/acs.joc.4c01045One-Pot Furan Synthesis Through Diethylzinc-Mediated Coupling Reaction between Two α-Bromocarbonyl Compounds
Hikima, R.; Takeshima, A.; Kano, T. Org. Biomol. Chem. 2023, 21, 8463.
DOI: 10.1039/D3OB01521ATranssulfinamidation of Sulfinamides with Amines
Tsuzuki, S.; Kano, T. Org. Lett. 2023, 25, 6677.
DOI: 10.1021/acs.orglett.3c02534Synthesis of Biphenyl-Based Chiral Amine Catalysts from Dibromopyrenes and Their Application in Enamine Catalysis
Uwaso, Y.; Yokoyama, N.; Kano, T. Org. Biomol. Chem. 2023, 21, 6484.
DOI: 10.1039/D3OB01059GPractical Asymmetric Synthesis of Sulfoximines and Sulfimides from Sulfinamides
Tsuzuki, S.; Kano, T. Synlett 2024, 35, 160.
DOI: 10.1055/a-2127-1260Construction of Three Contiguous Stereocenters Through Amine-Catalyzed Asymmetric Aldol Reactions
Hikawa, R.; Shimogaki, M.; Kano, T. Chem. Commun. 2023, 59, 8424.
DOI: 10.1039/D3CC01606DShort Synthesis of a Biphenyl-Based Amino Triflamide Catalyst and Its Application in Enamine Catalysis
Uwaso, Y.; Yokoyama, N.; Kano, T. Synlett 2023, 34, 2443.
DOI: 10.1055/a-2091-0986Design of Threonine-Derived Amino Sulfonamide Organocatalysts for the Highly Stereoselective Aldol Reactions
Hikawa, R.; Shimogaki, M.; Kano, T. Asian J. Org. Chem. 2023, e202300113.
DOI: 10.1002/ajoc.202300113Cu-Catalyzed Asymmetric Alkenylation of Enone Diesters with Trialkenylboroxines
Yasumoto, K.; Kunitomo, N.; Kano, T. Org. Lett. 2023, 25, 1497.
DOI: 10.1021/acs.orglett.3c00262Asymmetric Synthesis of Chiral Sulfimides through the O-Alkylation of Enantioenriched Sulfinamides and Addition of Carbon Nucleophiles
Tsuzuki, S.; Kano, T. Angew. Chem. Int. Ed. 2023, 62, e202300637.
DOI: 10.1002/anie.202300637Diethylzinc-Mediated Cross-Coupling Reactions between Dibromoketones and Monobromo Carbonyl Compounds
Takeshima, A.; Kano, T. Angew. Chem. Int. Ed. 2023, 62, e202217496.
DOI: 10.1002/anie.202217496
教授
Professor
TAICHI KANO
博士課程1年
D1
RYOGA HIKAWA
修士課程2年
M2
NORITAKA KUNITOMO
修士課程2年
M2
KANA SHIGENAI
修士課程1年生
M1
SARA ARAKI
修士課程1年生
M1
MINORU ISHIZONE
修士課程1年生
M1
NATSUMI SATO
修士課程1年生
M1
MASAHIRO HOSHIKAWA
4年生
B4
HARUKI ONO
4年生
B4
MARIN SAITO
4年生
B4
RYOTA TOKITA
4年生
B4
ITARU NOMURA
4年生
B4
NOBUYUKI YANAGISAWA
3年生
B3
KOTARO ISHIHARA
3年生
B3
YUYA OCHIAI
3年生
B3
RIN KATO
3年生
B3
HINATA MOGI
3年生
B3
MIKI YANAI
2024.10.18
新しいメンバーが配属されました。
2024.10.5
研究室旅行で富士吉田市界隈に行ってきました。
2024.8.16
國友君の不斉アリール化の論文がSynfactsで取り上げられました。
2024.6.25
國友君の不斉アリール化の論文がJ. Org. Chem.に受理されました。
2024.4.01
新しいメンバーとともに新年度を迎えました。
2024.3.26
日川君が修士論文発表でFrontier Awardを受賞しました!
2024.3.26
みなさん、無事卒業しました!
2024.3.22
吉祥寺にて武島さん、都築さん、東さん、横山君、加藤さんの送別会をしました。
2024.2.16
公聴会、修論発表会、卒論発表会が無事終了しました。おつかれさまでした!
2023.12.1
引間君がCSJ化学フェスタで優秀ポスター発表賞を受賞しました!
2023.11.22
日川君が若手研究者交流会で優秀賞を受賞しました!
2023.11.22
千葉大の柳澤先生に講演していただきました。
2023.10.20
新しいメンバーが配属されました。
2023.10.9
引間君、武島さんのフラン合成の論文がOrg. Biomol. Chem.に受理されました。
2023.10.7
研究室旅行で甲府に行ってきました。
2023.9.14
CaltechのBrian Stoltz教授が来学されました。
2023.9.5
都築さんのスルフィンアミド合成の論文がOrg. Lett.に受理されました。
2023.7.31
日川君、下垣さんの論文がAsian JOCのカバーピクチャーに選ばれました。
2023.7.26
上曽君、横山君の二級アミン触媒合成の論文がOrg. Biomol. Chem.に受理されました。
2023.7.11
都築さんのまとめた硫黄化合物の不斉合成の総説がSynlettに受理されました。
2023.6.16
都築さんのまとめた硫黄化学の記事が「化学」に掲載されました。
2023.6.13
日川君、下垣さんの3連続不斉点構築の論文がChem. Commun.に受理されました。
2023.5.10
上曽君、横山君の二級アミン触媒合成の論文がSynlettに受理されました。
2023.4.01
新しいメンバーとともに新年度を迎えました。
2023.3.29
日川君、下垣さんの一級アミン触媒合成の論文がAsian JOCに受理されました。
2023.3.24
引間君が卒業研究でFrontier Awardを受賞しました!
2023.3.24
4年生が無事卒業しました。
2023.2.28
安本君、國友君の不斉アルケニル化の論文がOrg. Lett.に受理されました。
2023.2.20
都築さんのスルフイミド合成の論文がAngew. Chem. Int. Ed.に受理されました。
2022.12.30
武島さんの1,4-ジカルボニル合成の論文がAngew. Chem. Int. Ed.に受理されました。
2022.11.25
武島さんが第14回臭素化学懇話会年会でポスター賞を受賞しました!
2022.11.21
東さんが産業技術専攻の中間発表で表彰されました!
2022.10.17
新しいメンバーが配属されました。
2022.4.05
新しいメンバーとともに新年度を迎えました。
2022.3.25
東さんと日川君が卒業研究でFrontier Awardを受賞しました!
2022.3.25
東さんと日川君と山谷さんが無事卒業しました。
2022.3.14
武島さんのアミン触媒の総説がSynlettに受理されました。
2022.1.14
前田君、浜田君、青田君のスルホキシイミン合成の論文がJ. Org. Chem.に受理されました。
2021.10.14
新しいメンバーが配属されました。
2021.9.29
本間さんのまとめたアミン触媒(武島さん開発)の総説が有機合成化学協会誌に受理されました。
2021.7.6
都築さんのアルキル化反応の論文がChem. Commun.に受理されました。
2021.5.10
本間さんのケチミンの化学の論文がTetrahedronに受理されました。
2021.4.1
研究室を発足しました。