応用植物生化学研究室

これまでの主な研究

内容 掲載雑誌
2020 シロイヌナズナにおいてオーキシン配糖体化酵素UGT84B1がIAAとPAAの代謝に関与することを示した BBRC
2020 小葉シダ植物イヌカタヒバが進化的に未発達で珍しいオーキシン代謝系をもつことを示した PCP
2020 IAA-カルボキシルメチルトランスフェラーゼ1がシロイヌナズナでIAAを特異的にメチル化していることを示した BBRC
2020 シロイヌナズナにおいてフェニルアラニンを合成するアロゲン酸デヒドラターゼがフェニル酢酸の内生量の調節に重要な役割を果たすことを発見 BBRC
2020 シロイヌナズナにおいてGH3オーキシン-アミド合成酵素がインドール-3-酢酸とフェニル酢酸の比率を調節することを発見 PCP
2019 クラウンゴール形成において、アグロバクテリウムT-DNA由来のオーキシン合成遺伝子により2種類のオーキシンが過剰生産されることを発見 PCP
2015 フェニル酢酸が重力方向に極性移動しない天然オーキシンであることを発見 PCP
2014 シロイヌナズナの主要なインドール-3-酢酸代謝経路においてoxindole-3-acetic acidをグルコシル化するUGT74D1を発見 PCP
2011 植物におけるオーキシンの生合成主経路を解明 PNAS
2009 シロイヌナズナに存在するアブナラ科固有のオーキシン生合成経路を発見 PNAS
2005 クラウンゴール形成において、アグロバクテリウムにより宿主植物の色素体内に新奇サイトカイニン合成経路が作られることを発見 PNAS
2003 trans-ゼアチン型およびイソペンテニルアデニン型サイトカイニンが植物の色素体に存在するMEP経路由来のイソプレノイド生合成中間体から主に合成されることを発見 JBC
2002 ジベレリンが色素体のMEP経路由来のイソプレノイド生合成中間体から主に合成されることを発見 JBC

参考資料

日本農芸化学会「化学と生物」解説(2017)

理化学研究所「プレスリリース」(2015)

理化学研究所「RIKEN NEWS」(2012)