大学院 生物システム応用科学府 生態系型生産システム教育研究分野
農学部 地域生態システム学科 土壌生態管理学教育分野
勝田 あかねAkane Katsuta
東京都 Tokyo
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ミャンマーの主要作物における植物寄生性線虫の同定と定量法の開発
Identification and development of a quantitative method for plant-parasitic nematodes of the main crops in Myanmar
ミャンマーの主力農産物は作付面積が大きい順にコメ、マメ類、ゴマであり、これらは国内消費だけでなく輸出品としても重要である。近年これら作物における植物寄生性線虫の被害が生じ始めているが、詳細な線虫の分布、被害状況の調査がなされておらず、有効な防除策もないままである。
本研究では、土壌中の遺伝子量から卵や休眠態を含む全生育段階の線虫を定量できるreal-time PCR法による、ミャンマーの植物寄生性線虫の同定?定量法を確立し、密度調査および収量への影響評価を行うことで、これら作物の安定生産に貢献することを目標としている。
ミャンマー中部の水田
調査に協力してくださった農家さん(マメ畑)