【学内向け】「スペシャル・サイエンス・カフェ(SSC)」
更新日:2017/7/6
・入場資格:学内教員,職員,学生,その他本学関係者
・入場料:無料
・入場者の努力義務:自己負担でコーヒー等の飲み物を持参し,一つ以上質問していただくこと.
第三回のご報告
第3回目のスペシャル・サイエンス・カフェが7月28日(金)午後5時から工学部総合会館2Fファカルティールームで開催されました。今回は,工学部情報工学科の近藤敏之先生と、工学部機械システム工学のポンサトーン ラクシンチャラーンサク先生よりご講演頂きました。近藤先生のお話は、ヒトの認知・運動学習のモデル化、VRやロボットを用いた感覚・運動系への介入に関する大変興味深い内容でした。難しい内容を分かり易くお話し頂き、会場から多くの質問があり、深い議論ができました。ポンサトーン先生のお話は,最近注目を集めている自動運転システムに関するものでした。先生の研究は、自動車会社等が現在進めている人を不要とする自動運転とはアプローチが異なり、人間を積極的に参加させる自立運転知能システムの実現を目指したもので大変興味深い内容でした。自動車や運転に関しては参加者の関心も高く、議論が盛り上がりました。今回は授業期間が終了していたため開始時間を普段より1時間早めましたが、終了はいつも通り午後8時近くとなり、多くのディスカッションが行えました。今回が、本年度の前期最後の開催となります。第4回目は10月以降の開催を予定しております。より多くの方のご参加をお待ちしております。
開催日時 | 7月28日(金) 17:00〜19:00 |
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会場 | 小金井キャンパス総合会館2階 ファカルティルーム |
メニュー | 1) 近藤 敏之(工学部情報工学科・教授) 「工学の立場から取り組むヒューマンサイエンス研究」 内容:本発表では、ロボットやVRなどの技術を用いて感覚・運動系に介入することがヒトの認知・運動学習に及ぼす影響を明らかにしようとする取り組みや脳活動計測データからヒトの認知・運動に関わる特徴量を同定しようとする取り組みなどについて紹介するとともに、これらの知見のリハビリテーションへの応用可能性について述べる。 2) ポンサトーン ラクシンチャラーンサク(工学部機械システム工学科・准教授) 「交通ビッグデータで設計する自動車の自動運転システム」 内容:近年、自動運転や運転支援システムが注目されている時代になってきた。本講演では、現状の運転支援・自動運転の機能を整理し、今後のシステム開発に必要になる「運転知能」について概説し、現在行っている高度運転支援プロジェクトの概要を紹介する。特に運転支援システムの最前線として、我々が提案しているリスクポテンシャルを用いた経路生成をベースにした危険予測運転支援アルゴリズムと人間機械協調シェアードコントロールのコンセプトを紹介する。 |
主催 | 東京農工大学科学博物館 |
第二回のご報告
5月26日(金)に、総合会館2Fファカルティルームで、科学博物館主催のスペシャル・サイエンス・カフェが開催されました。スペシャル・サイエンス・カフェは、学内教員の研究成果の発信の場として科学博物館が企画しているものです。学部・学科の垣根を越えて分野の異なる教員・学生が自由に議論し交流を深めるとともに、次の研究のネタとなる揺りかごを目指しています。
第2回目となる今回は、三沢和彦(工学部長・物理システム工学科)先生より「レーザー物理学はどこまで生命科学・医療に応用できるか」というタイトルで、川野竜司(工学部生命工学科)より「分子ロボット創製を目指した人工細胞膜システムの構築」というタイトルで講演がありました。参加者数は22名でした。大変興味深い内容の講演で、参加者からの質問が相次ぎ、大変な活発な議論が行われました。今回も2時間を超える講演会となりました。
開催日時 | 5月26日(金) 18:00〜20:00 |
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会場 | 小金井キャンパス総合会館2階 ファカルティルーム |
メニュー | 1) 三沢和彦 教授(工学部長・物理システム工学科) 「レーザー物理学はどこまで生命科学・医療に応用できるか」 2) 川野竜司 准教授(工学部生命工学科) 「分子ロボット創製を目指した人工細胞膜システムの構築」 |
第一回実施報告
3月29日(水)小金井キャンパス総合会館二階ファカルティルームにて、科学博物館主催の第一回スペシャル・サイエンス・カフェ(SSC-1)が開催されました。
スペシャル・サイエンス・カフェは、学内教員の研究成果の発信の場として新たに企画したもので、分野の異なる教員・学生が自由に議論し、次の研究のネタとなる揺りかごを目指しています。
第一回目となる今回は、岩井俊昭(BASE)先生より「光コヒーレンス断層撮像法による分野融合研究」の発表と、清水大雅(工学部電気電子工学科)先生より「磁気プラズモンを用いたバイオセンサ」の発表がありました。参加者数は13名でした。参加者は少人数でしたが、かなり突っ込んだ議論がなされ、2時間があっという間に過ぎました。教員だけでなく、ドクターコースの学生も積極的に議論に参加していました。
第二回目は二ヶ月後に実施予定です。さらに多くの方の参加をお待ちしています。