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◎ 「日本で理工系グローバル・プロフェッショナルは育つのか」
パネルディスカッション開催報告

 3月24日(木)、府中の森芸術劇場ふるさとホールにて、平成27年度実施グローバル・アカデミーの成果報告会を兼ねて「日本で理工系グローバル・プロフェッショナルは育つのか」をテーマとしたパネルディスカッションが開催されました。
 パネリストには、ジャーナリストの池上彰さん、清水建設株式会社、株式会社日立ソリューションズ、イオンアグリ創造株式会社の三社の経営幹部をお迎えし、約250名の観客が来場した中、選抜されたグローバル・アカデミー代表学生5名が成果報告及び構想を発表いたしました。
 代表学生たちは、半年間に及ぶグローバル・アカデミーで獲得した学びとして、@流暢な英語よりも、内容を構築する思考力こそがグローバル・コミュニケーションの本質である、A自己の専門性を確立していくことに加え、科学技術の社会への影響と向き合うことの大切さなど、グローバル・プロフェッショナルの本質について言及した上で、その育成方法として、トランスサイエンスをテーマにした国際サミットの開催を提案しました。
 学生の発表を起点に展開されたパネルディスカッションでは、グローバル・プロフェッショナル育成に必要な要素とは何か、また、日本のプレゼンスを高めるために何に取り組むべきかなど、各々の専門領域をベースに多様な議論が展開されました。
 観客アンケート結果は大変高く、特に4月に入学が決定した高校生から「農工大を選んで良かった」という声が出てくるなど大変刺激的なイベントとなりました。
 
代表学生の発表 専門家による議論
 
 
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