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◎ 「アグリビジネス創出フェア2015」へ出展
 11月18日(水)〜20日(金)、東京ビッグサイト(東京・有明)において、アグリビジネス創出フェア2015(主催:農林水産省)が開催され、本学から5件の研究テーマが出展されました。
 このイベントは、全国の産学官の各機関が有する、農・林・水産・食品分野などの最新技術や研究成果を分かりやすく展示することにより、産業界等との新たな連携を促すことを目的として開催される技術交流展示会です。今年度の参加者数は、3日間で34,860名(主催者発表)を数え、本学ブースには例年を大幅に上回る670名以上が来訪しました。
 本学ブースは、「持続可能な農業〜環境調和型農業」をテーマに掲げ、「都市環境にマッチした循環型有畜複合農場を目指して」と題し、都市型農業のモデルとしての本学の構想段階、あるいは実際の本学での取組事例を紹介・提案する研究内容とともに、バイオマスの有効利用を目指した実例のサンプル(ヒマワリ)やサイレージ等の実物展示、受精卵発達の動画の展示も行い、多くの来訪者の関心を得ることができました。
 3日間の活動を通して、多くの来訪者とのディスカッションが活発に行われ、今後の産学連携につながっていくことが期待できる出展となりました。

【出展内容】
「バイオマスで拓く新たな循環型都市農業と関連ビジネス」
 〜東城 清秀 教授(農学研究院農業環境工学部門)
「家畜堆厩肥をベースにした畑作物輪作体系の構築」
「水田畦畔へのハーブ類導入による雑草制御」
 〜本林 隆 講師(農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター)
「我が国独自の低投入型ブルーベリー栽培技術の開発」
 〜伴 琢也 准教授(農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター)
「乳用後継牛の確保と和牛素牛の生産性拡大」
 〜杉村 智史 特任准教授(農学研究院生物生産科学部門)
 
 
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