◎ 科学博物館に“シャルドンネ”ギャラリーが開設

 東京農工大学科学博物館では、より多くの方に本博物館をご利用いただくため、世界初の人工繊維「シャルドンネ人絹」が展示されている2階階段ホールにピクチャーレールやスポット照明を整え、「“シャルドンネ”ギャラリー」として、学内向けに展示スペースの貸し出しを開始しました。
 1月8日(火)〜12日(土)には「東京農工大学写真部新年展」が、1月16日(水)〜1月31日(木)には、東京農工大学旅と鉄道研究会による「旅鉄写真ベストコレクション展」が開催され、今後も学内サークル等の展示が行われる予定です。

<東京農工大学写真部新年展>

【写真部員のコメント】
 私たち写真部による「新年展」は、これまで毎年1月に学内の教室などで行っていましたが、昨秋リニューアルした科学博物館内にギャラリーが新設されることを知り、「博物館で写真展を行うのは面白いのでは」との思いから、展示の準備を進めることとなりました。
 準備期間が年末の限られた期間だったことから十分な準備はできなかったものの、無事に展覧会初日を迎えることができ、ギャラリー初の展覧会という光栄な機会をいただいた上、多くの来場者に私たちの作品を観て頂けたことで、嬉しさとともに大きな達成感を得ることができました。
 次の機会がありましたら、是非私たちの作品に触れてほしいと思います。ありがとうございました。   
 
 
 
 <旅鉄写真ベストコレクション展>

【旅と鉄道研究会のコメント】
 歴史ある科学博物館の一角をお借りし、私たちの作品展示ができたことは、本会にとって大きな一歩となりました。
 今回の展示写真は、部員が北は北海道、南は徳島と全国各地で撮影したもので、中には今ではもう見られなくなってしまった風景を撮ったものもありました。東京近郊を走る車両に見覚えのある方は多かったのではないでしょうか。これを機に、日本中で様々な型の車両が活躍していることを知っていただければ幸いです。
 “シャルドンネ”ギャラリーはこじんまりとしていながらも照明設備が整っているので、今回のような展覧会には最適な場所だと思います。今後も様々な団体・グループの作品展示の場として活用されていくことを期待します。   
 
 

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