学内の動き T行事・イベント
◎ 「グリーンバイオマス研究プロジェクト成果報告会」および
「国際シンポジウム」を開催

 10月26日(金)、27日(土)、府中キャンパスにおいて、農学部附属フロンティア農学教育研究センター内グリーンバイオマス研究プロジェクト(GBP、研究代表:平澤正農学研究院教授)による「研究成果報告会」および「国際シンポジウム」が開催され、2日間をとおして学内外から延べ260名以上が参加しました。
 本プロジェクトは、平成20年度から文部科学省特別教育研究経費による事業として、「グリーンバイオマス活用による地域エネルギーの自給率向上」を目的に実施されており、本学農学府、工学府、生物システム応用科学府の教員約30名、連携研究先として青森県農林総合研究所、岩手県葛巻町、滋賀県東近江市、東京ガス技術研究所、海外から中国・浙江大学、タイ・ナレスアン大学、ベトナム・カントー大学、インドネシア・ボゴール農科大学が研究に参加しています。
 本年度は最終年度となることから研究成果を広く社会に発信するため、初日に成果報告会が実施され、翌日には国際シンポジウムが開催されました。開会に際しては、普後一学術・研究担当副学長、國見裕久農学府長、千葉一裕フロンティア農学教育研究センター長による挨拶があり、その後の成果報告会と国際シンポジウムでは、2011年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、化石エネルギーから再生可能エネルギーへの転換が求められており、食糧と競合しないエネルギーの地産地消を進めるというGBPの最終目標が重視されていることが再認識され、参加者による活発な質疑応答が行われました。   
 
成果報告会の様子 国際シンポジウムでの総合討議の様子
 
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