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◎ 上智大学とのシンポジウムを開催
 3月14日(水)、小金井キャンパス11号館多目的会議室において、上智大学と本学との第2回共催シンポジウムが開催されました。
 本シンポジウムは、上智大学および東京農工大学における研究・教育の場の横断的な活性化を目的として、両大学の特色を活かした新たな取組みを探るべく、平成22年3月に第1回「安全・安心な社会の構築を目指して」が上智大学において開催され、第2回となる今回は、科学技術が発展していく中で失ってはならない地球環境との調和に焦点をあてて、「環境調和社会とグリーンイノベーション」をテーマに行われました。
 科学の発展は地球温暖化問題への対応をはじめ、環境・資源制約の克服という避けては通れない問題を引き起こしました。本シンポジウムでは、滝澤正上智大学長、松永是学長をはじめ、両大学から5名の副学長、70名を超える教職員の参加のもと、グリーンな社会に向けた様々な環境技術、取り組みとその実効性、有効性について、工学の立場からだけではなく、農学、経済学からの視点もまじえた形で「地球温暖化による農業被害が世界経済に与える影響のシミュレーション」、「グリーン・クリーン食料生産を支えるイノベーションリーダーの養成」と題した2件の基調講演と6件の一般講演が行われました。
 講演では活発な質疑応答が行われ、両大学間の協調を深めるだけでなく、本学が目指す美しい地球持続のためにも大変貴重なシンポジウムとなりました。
 
滝澤正上智大学長
 
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