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◎ 第8回東京農工大学・電気通信大学合同シンポジウム 「ナノ未来材料とコヒーレント光科学」を開催 |
12月10日(土)、小金井キャンパスにおいて、第8回東京農工大学・電気通信大学合同シンポジウム「ナノ未来材料とコヒーレント光科学」が開催されました。 本合同シンポジウムは、グローバルCOEが採択された両大学の学術交流を活発化することを目的とし、毎年両大学で交互に開催しているもので、シンポジウムのサブタイトル「ナノ未来材料とコヒーレント光科学」は、両大学のグローバルCOE申請課題を融合したものです。特に今年度のシンポジウムの関連講演は、電気通信大学と本学の融合を目指した教育・研究にフォーカスしたもので、両大学が合同で取り組む機器分析プログラムやAO入試、また、共同研究を指向した研究の紹介が行われました。 新一号館で開催されたシンポジウムでは、281名の参加者があり、松永是学長および梶谷誠電気通信大学長から挨拶があった後、内藤方夫科学立国拠点長およびシンポジウム実行委員長である渡邊信一電気通信大学情報理工学研究科教授から、両大学の大学院教育の取組みなどが紹介されました。また、小池康博慶應義塾大学理工学部教授(フォトニック・リサーチ・インスティテュート所長)から「フォトニクスポリマーが拓く Face-to-Face コミュニケーションの世界」と題して、独立行政法人情報通信研究機構の藤原幹生氏から「我が国における量子鍵配送技術の開発の現状とネットワーク化の展望」と題して招待講演が行われました。さらに、7件の関連講演とポスタープレビューが行われ、立ち見が出るほどの盛況となり、活発な質疑応答が行われました。 引き続き、140周年記念会館(愛称:エリプス)において、両大学の若手研究者や大学院生によるポスター発表が行われ、一方の大学の教員・学生が他方の大学の優秀ポスター発表を投票で選ぶことから、短い発表時間で専門分野以外の人が理解できる発表内容であるかがポイントとなり、投票の結果、両大学から3名、計6名の学生が優秀ポスター賞を受賞しました。 本合同シンポジウムは、本学と電気通信大学間との交流として、また、大学院生、研究者間の同分野・異分野の交流として、大変有意義なシンポジウムとなりました。 |
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