学内の動き T行事・イベント
◎ 第71回科学博物館特別展
「コンピューターの歴史〜そろばんからゲームまで〜」を開催

 11月5日(金)〜19日(金)、科学博物館本館において、第71回科学博物館特別展「コンピュータの歴史〜そろばんからゲームまで〜」が開催されました。
 今回の特別展は、工学部情報工学科と共催し、財団法人東京農工大学教育研究振興財団および一般社団法人日本情報処理学会の後援により開催され、西村恕彦名誉教授が、在職中に収集したコンピュータ資料から実機を厳選し、そろばん、計算尺をはじめ、1964年製スミス・コロナ・マーチャント社の電気式卓上計算機、1970年代のタイガー計算機、日本製パーソナルコンピュータ、大ヒットとなった家庭用ゲーム機などを展示し、コンピュータの技術革新の変遷を紹介したものです。
 西村名誉教授は、教育用の資料として数多くのコンピュータ資料を個人収集されてきました。その資料数は計算機の部品5,000点、マニュアル2,000冊を有しており、日本有数の計算機コレクションとなっています。
 開催期間中には、1,400名を越える来館者があり、コンピュータを用いたワークショップや、工学部情報工学科小谷研究室の大学院学生によるギャラリートークが開催され、参加者は、専門的な内容を分かりやすく解説したことから、興味深く聞き入っていました。
 
電気式卓上計算機
(スミス・コロナ・マーチャント社、1964年製)
 
 
←前の記事 次の記事→

503号目次へ戻る