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◎ ひらめき☆ときめき サイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI
「生物と機械の接点を探そう―生物の筋肉と感覚を再現―」を開催

 「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI(独立行政法人日本学術振興会実施)」は、科学研究費補助金(KAKENHI)による研究成果を大学がわかりやすく発信することで、我が国の将来を担う児童、生徒の知的好奇心を刺激し、知的創造性を育むことを目的に、平成18年度から実施されており、今年度は本学のプログラムが2件採択されています。

 8月25日(水)、小金井キャンパスにおいて、採択プログラムである「生物と機械の接点を探そう―生物の筋肉と感覚を再現―」が開催されました。
 本プログラムは、未来の科学技術を支える子供たちに、実際に異分野融合基礎実験を実践してもらい、「未来のロボットは生命と機械の融合で実現!」、「機械工学とバイオを融合して、バイオを超える柔らかい機械を作る!」の夢を実現するためのサイエンス&テクノロジーの紹介、発想力、未踏領域へのロマンを体験してもらうことを主な目的としています。
 当日は19名の参加者(中学生1名、高校生16名、保護者等2名)があり、最初に、末松安晴独立行政法人日本学術振興会研究成果の社会還元・普及事業推進委員長から、科研費と「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜」の説明があり、その後グループごとに分かれ、午前は研究紹介、実験室見学、顕微鏡を使って拍動する筋肉の組織、微細加工したマイクロマシンの部品を観察する実習が行われ、昼食時の懇談後、午後はクリーンルーム・機械工場見学、自分の手でものづくりを体験してもらう実習として、クリーンルーム内で製作したマイクロ金型を用いて、簡易デバイスの試作を行い、先端技術の一端を体験しました。
 また、講義・実験等が終了した後、「未来博士号」が授与され、好評のうちに本プログラムは終了しました。
 
クリーンルームでの実習
マイクロロボット、作れたかな?
 
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