東京農工大学ハンググライダー部が「日本学生フライヤー連盟ハング
グライダー学生リーグ」団体で年間準優勝、個人成績でも優賞・上位入賞

 2009年度日本学生フライヤー連盟主催ハンググライダー学生リーグにおいて、本学ハンググライダー部「Flying Chicken」が、次のとおり優秀な成績をおさめました。
(個人成績)
1st class 年間優勝
年間準優勝
松尾 悠歩
川手 悠紀
(農学部応用生物科学科)
(農学部地域生態システム学科)
2nd class 年間準優勝 田中  彬 (工学部機械システム工学科)
(団体成績)
年間準優勝 東京農工大学ハンググライダー部「Flying Chicken」
 個人成績年間順位は、公認大会である「NASAS」(8月開催)、「西日本学生選手権大会」(11月開催)、「学生選手権大会」(3月開催)から、参加大会のうち上位2大会の成績を総合して決定します。
 上記の公認大会において、松尾さんは、西日本学生選手権で優勝、学生選手権で準優勝。川手さんは、西日本学生選手権で準優勝、学生選手権で優勝。田中さんは、NASAS大会で4位、西日本学生選手権で準優勝し、個人年間成績でも上位となりました。
また、団体戦は、個人成績をノーマライズし順位が決められますが、年間順位は公認の3大会の成績を総合して決定し、本学のハンググライダー部が年間準優勝となりました。
 
1st class優勝の松尾さん(中央)と川手さん(右) 2nd class準優勝の田中さん(右)
 
 松尾さんは、西日本学生選手権の2日目までに4位につけ、最終日は、あまり上昇風が発生しておらず、良いとはいえないコンディションのなか、上昇風を獲得してパイロンをとり、劇的な逆転優勝となりました。
 優勝した松尾さんは「地形と天候から風を読み、タイミングを見てテイクオフしました。観察力と諦めない気持ちが重要でした。今後は、自己記録である高度2000mを超えることを目標にして、安全なフライトを心がけたいです。」と感想と抱負を述べていました。
 ハンググライダー部では、部員が日ごろから定期的な活動を心がけ、また、エリアでインストラクターの方やOBの方々にご指導いただき、安全に楽しく飛べるよう実力をつけています。今後のハンググライダー部の活躍にご期待ください。
 
 競技はクラスごとに行われますが、ハンググライダーは気象条件に左右されるため、大会は通常3日間の日程となります。
(出場条件)
  2nd class 「HG練習生B級技能証」(ハンググライダーで空を飛ぶ基本的な技術をマスター)を取得しており、一定以上の本数を飛んでいること
1st class 2nd classの上位クラス。B級よりも安全に飛ぶことができる者と認められた「HG練習生C級技能証」を取得していること
(競技内容)
  デュレーション  滞空時間の長さ
サーキット いくつかのパイロン(チェックポイント)を順番に上空から撮影し、その周回数を競う
パイロンレース サーキットよりもパイロンの数が多く、距離も長い(20〜25km程度)。パイロンは決められた順序で回り、時間を競う
 
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