◎ 学長、理事らが中国訪問 〜日中大学間協力のさらなる発展へ〜

 10月9日(木)〜16日(木)、小畑秀文学長、小野隆彦広報・国際担当副学長らが中華人民共和国を訪問し、日中友好会15周年記念学術シンポジウムへの参加、清華大学、北京林業大学と大学間協定の調印を行うとともに、日中大学間協力のさらなる発展へ向け、関係者と会談しました。

 10月10日(金)、小野副学長ら代表団一行が中国農業大学の孫其信国際担当副学長を表敬訪問した後、同大学内で、日中友好会15周年記念学術シンポジウム「世界食料危機と中国畜産のゆくえ」が行われました。オープニングでは日本学術振興会北京研究連絡センターの鶴尾寧副所長から祝辞をいただき、本学元学長の梶井功名誉教授の基調講演の後、両国研究者からの研究発表では、30名ほどの参加者により活発な議論が行われました。本シンポジウムは本学北京事務所設立後、初めての中国開催行事で、日中友好会事務局長である本学農学府の淵野雄二郎教授と中国農業大学の李民賛教授を中心として企画され、本学北京事務所の黄琳琳統括主任(北京航空航天大学准教授)および曲英華事務主任(中国農業大学)が協力しました。
 10月13日(月)、本学の小野副学長と清華大学の謝維和副学長との間で学生交流の覚書の調印が行われ、調印記念セミナーが開催されました。本セミナーは本学工学府の永井正夫教授と清華大学自動車工学系主任の李克強教授が企画し、本学の根本光宏特任教授、桑原利彦教授、河井栄一客員教授ら両大学関係者による大学紹介・産学連携事例および自動車工学分野の研究成果が発表されました。60名ほどの参加者は清華大学の学生や若手研究者が多数を占め、熱心に講演に聞き入りました。
 10月14日(火)、本学の小畑学長と北京林業大学の呉学長(校務委員会主任)との間で大学間協定が調印されました。本協定締結までの準備は、本学農学府の福嶋司教授と北京林業大学自然保護学院の時坤教授の協力によって進められました。呉学長は日本滞在経験のある日本通で、今後両大学間で、グローバルな環境問題に対し、農学、林学、自然保護分野での協力を推進していくことを合意しました。
 
<北京林業大学との協定調印式> <清華大学との覚書調印式>
 
<中国農業大学にて>
 
  
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