◎ キャリア設計セミナーを開催 |
本学キャリアパス支援センターは、8月4日(月)に「キャリア設計セミナー」を開催しました。 セミナーは、NHK番組制作局チーフプロデューサーの有吉伸人氏、株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング研究開発部探索研究クラスターマネージャーの篠原力氏、日経リサーチ役員待遇人事総務室労務統括主幹の峰松敏夫氏を講師として迎えて、「メンターセミナー」並びに「プロジェクト・アシスタント研修会」を兼ねて開催しました。今回のセミナーでは、博士後期課程学生、ポストドクターのみならず、修士課程学生及び学部学生まで広げました。 有吉講師からは『「プロフェショナル―仕事の流儀―」で出会ったプロフェショナルたち』という演題で講演が行われ、プロフェショナルの共通点として、「その世界に“とび込む”時に理由は無かった」、「大きな挫折を味わっていた」、「根拠のない自信を持っていた」、「必死さが技術や経験を凌駕する」等、番組制作から得られた知見が述べられ、参加者に強い印象を与えました。また、番組制作にあたっては、30歳前後の若いプロデューサーを指名し、予めチーフプロデューサーからは指示を出さず、プロデューサーに全て任せて番組を作らせている、結果的にその方が良い番組ができるという、プロデューサーを育てる制作方針も披露されました。 篠原講師からは、『ベンチャー企業の中で一段と活きる「博士」』という演題で、研究者として自身の専門分野を探求する喜びとそれを社会に還元する困難さが、更に、峰松講師からは、『就職戦線の最新状況及び日経リサーチ調査結果による優良会社の考え方』という演題で、就職戦線に乗り遅れないことや就職に望む心構えが伝えられました。 セミナーには、全国の連合農学研究科からメンターをお願いしている教員19名、プロジェクト・アシスタント24名、博士後期課程学生18名、修士課程学生15名、学部学生19名、その他関係者11名の計106名が参加し、これまでキャリアパス支援センターが主催したセミナーの中で、最も参加者の多いセミナーとなりました。 |
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