◎ 第2回「理系女性のためのエンパワーメントプログラム」
  シンポジウムを開催

 平成18年度文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業の一環として、2月19日(火)、府中キャンパス連合農学研究棟において、第2回「理系女性のエンパワーメントプログラムシンポジウム」(女性キャリア支援・開発センター主催)が開催されました。
 シンポジウムでは、小畑秀文学長の開会挨拶に続き、来賓の文部科学省生涯学習政策局湊屋治夫男女共同参画学習課長から日本における男女共同参画の現状や国の取組みなどについてご説明いただきました。
 基調講演では、「日本におけるライフワークバランス推進の実際」と題し、鹿嶋敬氏(実践女子大学人間社会学部教授・男女共同参画会議議員・ワークライフバランス推進会議代表幹事)を講師として、日本におけるワークライフバランスの取り組みの背景や現状について、海外における取り組みを踏まえながらご講演いただきました。
 続いてワークライフバランスの取り組みが進んでいる企業において男性育児休暇取得経験のあるお二方を講師として、育児休業中の育児や家事の様子や、育児休暇を経た現在のワークライフバランスやそれを支えるシステムについて、具体的な体験や感想を交えて講演いただきました。
 当日は、教職員・学生あわせて約60名が参加し、いずれの講演においても、多くの質問が出され、講演者と活発な議論が交わされた実りあるシンポジウムとなりました。今後も女性研究者のエンパワーメント環境の整備を目的として、引き続き意識改革のためのシンポジウム・講演会を行っていく予定です。
 

<鹿嶋氏>

<湊屋氏>

<河村氏>

<坂口氏>
 
    
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