◎ 国際センター発足記念シンポジウムを開催 -大学に求められる国際化とは- |
国際交流の企画と実施の中核組織として国際センターが発足したのを記念し、1月25日(金)に「東京農工大学国際センター発足記念シンポジウム」を小金井キャンパス講義棟L0026教室で開催し、学内教職員・在学生、他大学等関係者、地域交流者、一般の方約140名が参加しました。 このシンポジウムは、国際交流について識見に富み実績のある先生方を国内外から講師としてお招きし、大学に求められる国際化とは何かを明らかにし、国際センターが大学の国際化に資する全学的組織としての今後の課題を展望し、国際社会に活躍・貢献できる人材育成や国際産学連携をはじめとする国際交流事業の拡充を図ることを目的として開催されました。 最初に特別講演が行われ、国際教養大学中嶋嶺雄学長から「グローバル化と日本の大学」と題し、大学のグローバリゼーションと国際センターへの期待について、またStephen Dunnett(スティーブン ダネット)ニューヨーク州立大学バッファロー校副学長から「アメリカにおける大学の国際化」と題し、大学でのグローバル化の必要性やアメリカにおける留学の考え方及び歴史や財政等について講演いただき、参加者はメモをとるなど、熱心に耳を傾けていました。 続いて本学の海外拠点である中国の北京事務所及びイギリスのブライトン大学内にある事務所とのウェブカメラによる中継が行われ、現地職員のユーモアあふれる対応に会場が多いに沸きました。 最後のパネル討論では、小畑秀文学長をコーディネーターとして、吉尾啓介文部科学省大臣官房国際課長、Stephen Dunnett副学長、Lesley Hayman(レズリー ヘイマン)ブリティッシュ・カウンシル駐日副代表及び望月貞成国際センター長の計5名により、国際社会で求められる人材、各国での現状や課題等について、個々のこれまでのキャリア・経験による観点を活かした意見交換が行われました。 大学のグローバル化の理解・意識を深め、また、今後の本学国際センターの在るべき方向性を確認する上で、非常に有意義なシンポジウムとなりました。 |
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