本学卒業生 国枝 栄さん調教の「マツリダゴッホ号」が
第52回有馬記念で優勝

 12月23日(日)、中山競馬場で行われた本年最後のG1レース第52回有馬記念において、9番人気のマツリダゴッホ号(蛯名正義騎手)が2分33秒6のタイムで優勝しました。
 マツリダゴッホ号の調教師は本学農学部獣医学科 昭和53年卒業生の国枝栄さん(美浦TC所属)で、国枝さんが調教された馬がG1レースを制したのは、NHKマイルカップ(ピンクカメオ号)に続き本年2度目になります。
 国枝さんは本学卒業後、美浦・山崎きゅう舎の調教助手となり、1989年に調教師免許を取得、これまでの20年近いキャリアの中でブラックホーク号が1999年のスプリンターズステークス、2001年の安田記念を制覇(共にG1レース)するなど、着実に実績を重ねてこられました。
 今年は、G1レース2勝を含む重賞6勝、通算41勝をあげ「東京競馬記者クラブ賞」にも選出されており、この度の快挙に、国枝さんは「馬が好きでこの仕事につき、このたび有馬記念に自己の管理馬マツリダゴッホ号が優勝できたことを大変うれしくまた名誉に思います。 これからも馬とともに元気に仕事に励んでいきたいと思っています。」とコメントしておられます。
 国枝さんの今後一層のご活躍が期待されます。

<左:国枝氏 (ご本人より提供)> 
※ G1レースとは、競馬の重賞レースの格付けの中で最高レベルのレースのことです。
  レースの格によってG1、G2、G3と3種類あります。
  
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