◎ 平成19年度 公開講座を開催 |
「遺伝子操作トレーニングコース」 | |
- 9月19日(水)〜9月21日(金)- | |
本コースは、初心者を対象として、実習を通じて遺伝子操作の基礎を学んでいただくもので、遺伝子実験施設の設置当初より公開講座として実施しています。参加者は大学教員や民間企業の研究開発担当者が多く、社会人を対象としたリカレント教育として評判が高いもので、本学卒業生からの応募もあります。 実習内容は、DNAを制限酵素で切断してプラスミドベクターに結合させ、大腸菌に導入してコロニーを観察します。次に、コロニーの菌体からDNAを抽出し、PCR法で目的のDNAがクローニングされていることを確認します。関連の講義を含めて、遺伝子実験施設の専任教員が全てのプログラムを担当しています。 参加者の中には、DNAを扱う実験に憧れつつも、これまで手法を学ぶ機会に恵まれなかった方が多く、昼休みには遺伝子実験施設の設置機器を興味深く見学したり、3日間で基本技術をみっちり体験できたことに満足した様子でした。それぞれの職場で今回の参加者が、遺伝子組換え技術を生かせる日も近いものと期待しています。 |
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「5軸制御マシニングセンタの運動精度測定方法」 | |
- 9月27日(木)- | |
9月27日(木)午後1時30分から5時まで、小金井キャンパス13号館L1321室で公開講座「5軸制御マシニングセンタの運動精度測定方法」を開催しました。この講座は、堤研究室で10年余りにわたって行われてきた5軸制御マシニングセンタの運動精度測定方法に関する技術を集大成して公開することを目的として計画されたものです。専門職業人を対象として開講し、企業技術者、大学教員、マスコミ、学生と様々で、遠くは兵庫県や福井県からも参加者がありました。 はじめに、堤 正臣教授から9月中旬に開かれた世界最大の国際工作機械展示会(EMO−2007)に出展された5軸制御マシニングセンタの動向の紹介及び性能評価方法の現状の説明が行われました。その後、堤研究室で開発された複数の幾何精度測定方法とサーボ制御系診断技術について紹介され、その中でも、おもに運動精度測定技術の基礎となる理論と実際の測定例が解説されました。また、ISO/TC39/SC2/WG3 で進められているこの測定方法の規格化の状況についても紹介されました。最後に、佐藤 隆太助教から象限突起抑制技術の原理とその効果についての紹介がありました。 |
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