10月1日(月)、「東京農工大学キャリアパス支援センター」の発足式が挙行されました。キャリアパス支援センターは、今年度文部科学省が公募した「科学技術関係人材のキャリアパス多様化促進事業」に採択され、その一環として府中キャンパス内に設置されたものです。
キャリアパス支援センターは、大学・企業・学協会・NPO等のネットワーク形成により、ポストドクター等若手研究者のキャリア選択に対する組織的な支援と環境整備、人材と企業の交流、情報発信、ガイダンス等の実施、派遣型研修等に取組むことを目的とし、学術研究者に限らない幅広い分野における社会活動を先導できる優れた人材の輩出に向けた活動を行ないます。また、本事業の委託期間終了後も、若手研究者、ポストドクター、博士課程修了者のキャリア支援を推進するセンターとして、効率的な管理運営体制を継続発展させることを目指しています。
当日は、本事業の連携協力機関である野村證券、りそな銀行、日立製作所、化学技術戦略推進機構、国立科学博物館、日本科学未来館、三菱東京UFJ銀行からも多数の出席者があり、発足式では、小畑秀文学長の挨拶に続き、山脇良雄文部科学省基盤政策課長より祝辞をいただき、最後に服部順昭キャリアパス支援センター長から「事業の目的と活動内容」についての説明とあいさつがありました。
発足式後の懇談会では、参加者による活発な意見交換が行われました。 |