◎ ニューヨーク州立大学バッファロー校
       ジョン・バークレイ・シンプソン学長に名誉博士の称号を授与

 本学では、4月6日(金)にニューヨーク州立大学バッファロー校学長のジョン・バークレイ・シンプソン氏に名誉博士の称号を授与しました。

 同氏は、1969年にカリフォルニア大学サンタバーバラ校を卒業後、1973年にノースウェスタン大学において神経生物学及び行動学の分野で博士号を取得されました。その後、ワシントン大学において教鞭をとられた後、カリフォルニア大学サンタクルーズ校のExecutive Vice-Chancellor(副学長)やCampus Provost(学務担当副学長)などの要職を歴任された後、2004年1月1日にニューヨーク州立大学バッファロー校の学長に就任されました。
 ニューヨーク州立大学バッファロー校とは、1992年6月に学術交流協定を締結し、短期留学プログラムにおける学生交流を中心に、本学の60以上ある姉妹校の中でも特に活発な交流を行っています。このプログラムは、本学の学生にとっては、国際的視野を身に付け、国際人としての資質を養うための非常に有意義な機会となっています。また、同校には、長期語学研修のため、毎年1名程度の事務職員を派遣しており、この研修は、本学職員の資質の向上にも大きく貢献しています。
 このように、同校の本学の教育研究活動への貢献は顕著なものであり、今回、学長であるシンプソン氏に対して、両校の交流におけるご尽力に感謝し、名誉博士の称号を授与しました。
 
 授与式は、府中の森芸術劇場において入学式にあわせて行われました。授与式において、シンプソン学長から新入生に向けたスピーチがあり、その中で、「留学等の実体験を通じた異文化理解の重要性について触れ、グローバル・シティズンとして、広い世界を学び、世界情勢に対する認識と文化の多様性に対する感受性を高めて欲しい」とのメッセージをいただきました。
 また、授与式にあたり、ニューヨーク州立大学バッファロー校から、シンプソン学長夫妻とステファン・ダネット副学長が本学を来訪され、滞在中、シンプソン学長による本学教職員向け講演会”The International Mission of the University in the 21st Century”など、各種交流行事が行われました。
 
 
 
 ※ ニューヨーク州立大学バッファロー校webページ内に掲載されました。 (詳細は こちらから
  
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