◎ 大学院生物システム応用科学府で安全教育が必修科目に

 大学院生物システム応用科学府では、今年度より授業科目群「融合基礎科目」の中で、新しい科目「基礎技術演習I」を設置し、大学院生に安全教育を行うことになりました。生物・化学・機械・電気等の各実験における危険行為や、問題が発生した場合の対処などについて学びます。また、ウイルス対策など情報セキュリティに関する教育も実施します。大学院生物システム応用科学府教員、環境安全専門職員、大学情報メディアセンター教員の協力のもとに充実した講義を行います。
 
【講義内容紹介  博士前期課程1年  基礎技術演習I(1単位必修)
 
 4月14日(13:00〜18:00)
自分の安全を守るために 事故を予防する心構え、具体的な事故予防策、廃棄物の処理について
大学とくに農工大の事故事例 ガラス器具の取り扱い、有機溶剤の安全な取り扱い、液体窒素・液体ヘリウムの安全な取り扱い、法律的に守るべきこと、電気を安全に使用するために、高圧ガス・都市ガスの安全について、災害(地震、火災等)発生時の対応について
 
 4月18日(10:30〜17:30)
機械類の安全運転 一般的な注意、起こりやすい事故、機械による事故例
バイオハザードについて 微生物実験の安全、組み換えDNA実験の安全、生物系実験のKYT
情報倫理とセキュリティ
   
 

< 授業風景 > 
  
   
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