アップルサイダー号、ジャパンラグビートップリーグで試合球を運ぶ

 2005年12月23日(金)に味の素スタジアムで行われたジャパンラグビートップリーグ第11節サントリーサンゴリアス対東芝府中ブレイブルーパスの試合に 本学馬術部の所有であるミニチュアホース・アップルサイダーが参加しました。観客の前で試合に使用する試合球をスタジアム中央まで運ぶのが、アップルサイダーの役割でした。当日は、多くの観客の前で大きな歓声と音響の中を驚くこともなく整然と行進して無事大役を果たしました。 
 
 御者は、獣医学科3年宮石由香さん(ミニホ−スの会)、手綱を引いているのは、獣医学科2年東俊英君(ミニホースの会代表・黄色のサントリ−のユニホ−ム着用)と本学馬術部監督橋本茂氏(農学部植物防疫学科昭和57年卒・赤色の東芝府中のユニホ−ム着用)です。当日は、クリスマスシーズンであることから御者は、サンタクロースの衣装を着用しました。
 
 
 本名クイックシルバー・アップルサイダーは、体高60cm体重90kg、1991年6月アメリカカリフォルニア生まれの雄アメリカンミニチュアホースです。アメリカミニチュアホース協会の正式登録馬で、東京農工大学獣医学科出身の遺伝学者大野乾博士の愛馬として11年間カリフォルニアで育ちました。博士の他界後、博士が主将を務めた東京農工大学馬術部に寄贈され2003年3月に来日しました。日本へ来てから日本語を覚え、今では英語と日本語が理解できます。
 
 今回のアップルサイダーの参加は、サントリーと東芝府中のイベント担当者からの依頼に応えたものです。今後も本学の社会貢献の一環としてこのような地域社会からの要望にできるだけ対応して行きたいと考えております。

(馬術部・ミニホースの会顧問教員 田谷一善)
   
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