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留学体験者インタビュー

オンライン留学体験者インタビュー 次回はネイティブ学生と英語で議論をしてみたい 工学部 応用化学科 2年 小松夏旗さん(東京都立国立高等学校出身)

学部1年終了時の春休みにカリフォルニア大学デービス校(UCデービス)のオンライン留学プログラム「Interdisciplinary STEM Seminar」を受講しました。期間は3週間で、平日の午前中に英語で授業を受けます。農工大生だけでなく、日本全国の理工系の大学生が参加していました。

印象に残ったのは、起業家精神を学ぶ「Introduction to Entrepreneurship(アントレプレナーシップ)」という授業でした。AppleやUberなど、カリスマ起業家の事例を学びつつ、参加メンバーとオンライン上でグループをつくり、新規事業計画を考える課題にも挑戦しました。私は3人グループで、学生と企業をつなぐプラットフォームとなるスマホアプリを考案し、英語で発表しました。参加していた他大学の学生は、みんな英語力が高く、自分の考えを自由に発言している姿に驚かされました。これは刺激になりましたね。また、授業の指導教員によるとUCデービスには、起業支援センターのような組織があり、アメリカ人学生にとって、起業は就職、進学に次ぐ第3の選択肢だと聞き、日本との違いを実感しました。

今回のオンライン留学に参加して、英語をもっと話したいというモチベーションが上がりました。また、3週間英語漬けの日々を送ったことで、リスニング、スピーキングのスキルも上がったと思います。次回はぜひネイティブスピーカーの学生とも英語で議論をしてみたいですね。

現在は、在学中の「セメスター派遣」を視野に入れ、準備を進めています。オンライン留学後、IELTSのスコアが伸び、欧米圏の大学?大学院留学にも手が届く状態になっています。興味がある応用化学の有機合成の分野で、 本格的な研究留学にも挑戦したいと思っています。

※掲載内容は、2021年11月取材時のものです。