船田良教授が「新農林社賞」を受賞
2020年12月2日
農学研究院 環境資源物質科学部門の船田良教授が2020年10月31日(土)、「新農林社賞」を受賞しました。
■受賞名
新農林社賞
■受賞概要
?受賞業績
「木質バイオマスの形成制御機構に関する研究」
?賞の概要
農業工学分野における特に優れた研究業績と農業の発展への貢献に授与される。
?研究業績
樹木の形成層が生産する木材など木質バイオマスは、再生可能な資源?エネルギーであり、循環型社会の構築やバイオエコノミーの推進に重要である。また木材は、樹木が葉から吸収した大気中の二酸化炭素が光合成により糖に変換され、さらに細胞壁成分として固定された場でもある。したがって、木材を高度有効利用することは二酸化炭素濃度の上昇を軽減することに大きく貢献する。そこで、木質バイオマスの形成制御機構を、生態工学的手法を駆使して明らかにした。これら一連の研究は、木質バイオマスの生産量?材質の変動予測や高機能性樹木の創生に大きく貢献する。
日本農業工学会(別ウィンドウで開きます)
10月31日に、日本農業工学会賞?新農林社賞授賞式および受賞者講演会が開催されました。
船田教授の日本農業工学会賞受賞については、こちらをご覧ください。